後リム交換

乗車中『 後輪がふらふらする 』という事でお預かりした自転車です。後輪のスポークが折れ、車輪が歪んでいた為ふらふらしていました。(全部で10本折れていました)

後に重い荷物や、お子様を乗せられる方など、後輪に負担が掛かる自転車に多い症状です。
リム&スポークを交換し、振れ取りの道具にセットします。
車輪の振れを無くし、張りを調整します。

整備完了し、車輪を自転車に取り付けました。
写真なので分かりにくいですが、振れなくスムーズに回っています。

写真を3枚しか撮っていない為、簡単な説明になってしまいました。
撮影を忘れ、【一生懸命仕事をしていた】という事で・・・・

ハンガーベアリング交換

乗車中『 ギコギコ音がする 』という事でお預かりした自転車です。

漕ぐ部分の中心軸(ハンガー軸と言います)を外すと、
右側のベアリング(リテーナー)がバラけています。

ハンガー軸のベアリングがあたる部分が削れていると、(虫食いの状態になります)軸も交換になります。

バラけたベアリングです。
丸くないのがお分かりいただけると思います。

外側からベアリングを押さえる左右の部品(ワンと言います)は、
右側が削れていた為、右ワン交換です。

下が新品のベアリングです。
異常が出て初期の状態であれば、交換部品が少なく安く済みますが、そのまま無理に乗られると、上記部品全て交換という事になり、大変な出費になります。異常を感じたら、早目に自転車屋さんに持ち込んでください。

エンジン不調

○以前、『 エンジンの調子が悪い 』と持ち込まれたバイクです
中古車をネットで購入されたとの事ですが・・・
前オーナーが結構いじっていた様です。

(ネジがありません)
エアクリーナーのBOXを開けると・・・
あるべきフィルターが無い・・・

キャブレターをバラし、【オーバーホール】
ノズルの詰まりを掃除します。
パッキン類は新品に交換。

エアクリーナーのフィルターは新品(当然ですね)を取り付け
キャブレターのセッティングをして整備完了です・・・・が・・・・

いたる所のビス(ボルト)類が無く、『 え?え?え? 』という感じでした。ビスの無い部分が多く、写真が多くなる為、数枚のみ使用しましたが、『 こんな状態で売るんじゃね~! 』と言いたくなります。

こんな所もあるべきボルトが有りません。(2ヶ所)
手持ちのビス(ボルト)を使用し、お客様の不安が無い様に修正しておきました。

◎ご購入の際は、十分ご注意ください。

出荷前検品

○出荷前の検品は、こんな事をしています。
商品は後カゴで、カゴを固定する金具のネジ山がありません。
『 メーカーさん、キチンと作って下さいな 』

4つあるネジ山のうち、1つがネジ切ってません。

こんな道具を使用します。(ネジ山を作る道具です。)

真っ直ぐ斜めにならない様にネジ山を作っていきます。
この時、切削油を使用します。

スムーズにネジが入る様にできました。
(この板の様な金具が2つあります)

袋に詰め検品完了!
『 さあ、出荷しましょう 』